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2014/08/22(金)

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卒塾生(戦友)たち

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お盆以降、連日連夜誰かしらと会って
いる。おかげで、ブログの更新がとま
っている。ごめんなさい。ただ、私自
身にとってはとてもいい気分転換にな
っている。だから、最近はとても調子
が良い(笑)
中でも、卒塾生たちと食事をしながら
彼らの近況を聞くのは、最高のひと時
である。今年も既に、20名を超える卒
塾生たちが遊びに来てくれた。就活の
報告、進路の相談、近況報告など話の
内容もさまざまだが、彼らの希望に満
ちた表情を眺めていると、こちらも元
気が出てくる。
すべての再開が、私にとってprecious
なひとときだったのだが、中でも非常
に印象的だったものを2件、紹介した
い。
1つめは、東高ブービーから猛勉強し
て明治大学に進学した、おなじみのA
君である。実はA君、大学入学後は目
標を見失い不完全燃焼の毎日だった。
だが、1年後の夏は違った。聞けば、
最高難易度の資格試験にチャレンジす
るらしい。「遊びは、ひととおり体験
しました。そしてもう飽きました」そ
してこう続けた「大学受験で味わった
充実感、達成感、感動をもう1度味わ
いたくなったんです」
勝利の味を覚えたものは、再び自分で
目標を見つけチャレンジを再開する。
その繰り返しが、知らず知らずのうち
に自分をより高いステージに押し上げ
てくれる。自分の可能性を信じ、再び
攻めに転じたA君の表情は、少年のそ
れから青年のそれへと、変貌していた。
2件目はB君。彼も良く勉強した。暗記
は十分。「こいつは受からしてやりた
い」そう思った一人だった。だが、勝
負は非情だ。センター、2次共に敗北。
第1志望校(の難易度)からははるかに後
退した大学にしかうからなかった。私
が最も涙した塾生であり、打ち上げの
時の茫然自失の表情は今でも忘れられ
ない。だが、今年の夏は違った。開口
一番「大学の授業がとても楽しいです」
と笑顔で話してくれた。学業に加えて
バイト、サークルの話も進んでしてく
れた。敗北直後の失望感は消え、これ
また希望に満ちた表情をしていた。
勝負は時の運。一生懸命ベストを尽く
したのなら、勝ち負けはほとんど関係
ない。確かに敗北は痛みを伴う。しか
しそれも長い人生では、一瞬のこと。
むしろ「あれだけやったんだから、こ
こが私の生きる道なのだろう」との確
信を得て、いい意味で開き直れる。B
君の表情からも、そんなある種の確信
を感じ取ることができた。
私がA君の決断と同じことをしたのが、
25歳の時。一方、私がB君と同じ確信
を得たのは37歳の時。それを二十歳未
満の時に体験した2人には、ある種の
敬意を抱かずにはいられない。そして
私が卒塾生たちを「戦友」として遇す
るのも、こうした理由に基づいている。
 

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