お知らせ

いよいよ明日から国公立大学の前期日程がはじまる。塾でも予定していた個別指導はすべて終了、明日を迎えるだけとなった。

今年、個別指導をしていて感じたことがある。それは各自が記述解答を作る際に、こちらの指示を忠実に守ろうとしてくれたことだ。入試答案には解答の作法がある。自分では「決まった！」と思っても出題者からみれば「ただの独りよがりな答案」といったことは、よくある。また、名文を書こうとして時間切れ→白紙答案、もよくある。

そういった克服すべき課題を指摘されると、特に高校生の頃には反発して素直に従えないことも多い。それが成長を阻害するのだが、今年個別指導に臨んでくれた者にはほとんどそういった点がなかった。だから、個別指導のたびに課題が矯正され、3週間後には見違えるくらいの答案を書いてくれるようになった。この点は素晴らしいことだ。

明日は「本文根拠」「直訳意訳」をそのままやってきてくれたらいい。それで自然にうかる。くれぐれも「ここで差をつけてやろう」などと気負わないように。そんなことを考えるとかえってフォームが崩れてしまうから。

じゃあ、行ってらっしゃい！