ご相談等お気軽にお問い合わせください!

TEL 0848-38-7210 Instagram

お知らせ

TOP - お知らせ - 悩ましい選択

2018/01/19(金)

高校部

悩ましい選択

NoImage

センターが終わり、今年も悩ましい1週間が到来した。毎年のことだが「第一志望校に自信のA判定」という者など、北高全体でもほとんどいない。「第一志望校はC判定」でも幸せなほう。ほとんどは、第2志望校以下に方向転換を考えねばならない状況だ。
「〇〇大学、D判定なんですがなんとかなりませんか」といった相談が、連日塾生や保護者から寄せられる。状況は厳しい。だが、それでも「希望の光はないか?」との思いで、パソコンをたたき資料の山と格闘する日々が続く。
とかく保守的と言われる若者たち。だからこそ「チャレンジしたい!」という思いは、何よりも尊重したい。ただ、甘い考えや思い込みによって「危ない」考えの受験生も見受けられる。そこで、参考になりそうなことを以下、列挙してみたい。
1 「D判定で第一志望に特攻だ!」
確かに勇ましい。これが決まればドラマだ。だが、現実は厳しい。2次はセンターでふるいにかけられた精鋭たちばかり。それに「次はがんばります!」と言うが、あなたよりセンターの成績がいい人も「がんばる」んだ。常識的に考えれば、逆転は難しい。その自覚はあるか?
2 「ベストを尽くして、2次で逆転してみせる!」
でもね、だったら、どうしてセンター前にベストをつくせなかったの?それに、ベストを尽くすと言っている割には、相変わらず独りよがりな勉強をしてないかい?何度もいうが、間違ったやり方でいくら勉強しても、成績はあがらないよ。

3 「浪人覚悟!」
浪人して成績が現役の時より上がる者は、数少ない。うちの卒塾生でいえば、皆無だ。「なんで私が〇〇大に」と胸をはる合格者の影で、何人の浪人生たちが、涙をのんでいるかを考えたことはあるか?それでもやり抜く覚悟はあるか?

4 「あと1カ月で、成績をあげてみせる!」
その割には、相変わらず自習室にこもって、1人の世界に閉じこもってないか?ダメなやり方を何度繰り返しても、結果は同じ。自習室にこもる前に、学校や塾の先生、成績上位者に知恵を求めたらどうか?それを嫌がっているようでは、逆転はない。

5 「〇〇になるために、なんとしても〇〇大学で資格を!」
その資格は別の大学でもとれるんじゃない?なのに〇〇大にこだわるなら、それは資格ではなく、ブランドにこだわっているだけ。それなら、同じ大学の別の学部を探したらいい。一方、大学名より資格優先なら、別の大学でもいいよね。もう一度、ブランドか資格かを二者択一で考えてみよう。
6 「資格があれば食いっぱぐれない」
資格があれば世の中、大丈夫。なんてことは、もはやない。エリート資格だった司法試験は、今や非常にコスパの悪い資格になってしまった。資格は運転免許と同じ。もっていなくてもいくらでも道はあるし、もっているだけでは役にたたない。
厳しいことを書かせてもらった。それでも「やるぞ!」というなら、あなたの信じる理想を追い求めてほしい。私も共に戦おう!個別指導をはじめ、最大限のバックアップをあなたに注ぎ込みたい。

戻る

←前の記事

2018/01/16(火)

お知らせ

2018センター面談

次の記事→

2018/01/24(水)

お知らせ

ひたすら個別指導、進路相談