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2017/08/09(水)

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楽しさと現実の厳しさの両立がとれた授業

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先日、海外語学研修に行ってきた高1、2年生たちが帰ってきた。おみやげ、ありがとう!

感想をきくと、みんな口々に「楽しかった!」と答えてくれた。貴重な経験をしたね!異文化体験は若いうちにどんどんして欲しい。あなたの話に説得力をもたせるには、自分の目や足で確かめることが何よりも大切だ。
ただ、1ヶ月未満の語学研修で英語力が飛躍的に伸びることは、まずありえない。日本語と正反対の文法構造をもつ英語を「楽しんで」あるいは「聞き流す」だけで習得するのは、不可能だ。
日本に居ながらにして英語をペラペラにあやつっている人は、確かにいる。彼らは笑顔で「英語を楽しんで習得しよう」などと言う。しかし、ダマされてはいけない。その笑顔の裏に、彼らがどれだけの努力を積み重ねたかを、想像できるだろうか?
帰国子女でない限り、いわゆる英語脳はつくれない。だから、マスターたちは基礎文法を習得し、膨大な数の単語や熟語、基本構文を覚え、発音を矯正し、それらをその場その場のシチュエーションでアレンジしながら、英語を操っているにすぎない。
だが残念なことに、マスターたちは彼らの努力の過程を詳細には話さない。それを話すのは野暮だとおもっているのか、それとも自分の「商売」に影響するのが怖いからなのかは、よくわからない。
その結果、暗記という頭に負荷のかかる作業をはしょって、いきなりスピーキングやライティングをやろうとする「勘違い中学・高校生」が、多数現れる。基礎ができてないのに応用を繰り返しても、ゼロはゼロのまま。成果はあがらない。
だが、本人は「がんばっている」つもりになっている。だから、結果がでなかった入試終了後に「なんのためにこれまで努力してきたんだろう」「ダマされた」となってしまう…
今まで、このせりふを何度きいてきたことだろう。勉強方法を間違えると、悲しい卒業式になってしまう。特に、高校の自己評価は「出口」で決まる。出口で喪失感しかなければ、充実していたはずの高校生活は、一気に記憶から消し去られてしまう。
せめて、うちの塾生にはそうなってもらいたくない。だからこそ、耳の痛い現実の部分もあえて話す。理想は「楽しさと現実の厳しさの両立がとれた授業」
難しい。満足のいく授業の100分の1も、まだできていないように思う。

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