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2012/11/21(水)

高校部

許容範囲を広くする

NoImage

尾道バイパスを走っていると、たまに
前の車にピタッとくっついて「おりゃあ、
待ちやがれ~、この野郎」と威嚇してい
る車をみる。

まあ、ところかまわずアオリまくる一部
のDQNは問題外だが、それを除けば、
結構後ろの車にも言い分があることが
多い。

前の車が、チンタラ走ってる。
前の車が、急ブレーキをかけた。
前の車がウインカーも点けずに割り込ん
できた。etc・・・

だが、それで怒って追跡した結果追突事故
でもおこしたら、やっぱり後ろの車が悪か
ったことになってしまう。

受験会場でも似たようなことがある。

隣の奴の鉛筆の音がうるさい。
隣の奴の貧乏ゆすりが迷惑だ。
後ろの奴の鼻息が荒い。
後ろの奴が俺のイスを蹴ってきた。
試験監督が部下に小声で与えている
指示がやかましい。etc・・・

毎年、全国各地でこういったつまらない
ことにぶちぎれて、実力が発揮できない
受験生がいる。でも、理由がなんであろ
うが「怒ったあんたが悪いんだ」で片づ
けられてしまう。

怒ったら負け。頭ではわかっていても
いざとなると、自分をコントロールする
のは難しい。
車に乗った大の大人ですらあのザマなのだ。

人が他人に腹を立てるのは、他人が自分の
許容範囲を超えた行動をした時だ。
とすれば、かっかしたくなければ、その
許容範囲を広くすればよいことになる。

だが、受験生は家族の中でも学校の中でも、
非常に大切に扱われる。
受験生の気分を損ねないよう、周りは細心
の注意を払って接してくれる。

だから、そんな環境にいるとついつい自分
の周りに対する許容範囲は厳しいものに
なりがちだ。
結果、普通の人から見れば何でもないよう
なことにも腹を立てがちになってしまう。

そこで、日ごろから自分にとって迷惑だと
思われる行為に遭遇したら、チャンスとば
かり相手を思いやる心で接する訓練をし
たい。

例えば、模試の時に鉛筆がうるさい奴が
いたら「お前も必死なんだな、共にがんば
ろうぜ」
会場の外で工事や拡声器がうるさければ
「お勤め御苦労様です」といった感じだろ
う。

まちがっても「自分はこんなに一生懸命
なのに邪魔すんじゃねえ」などと思わない
ことだ。そうではなく、自分を周囲の環境
になじませ、受け流せるようにしたい。

そして受験会場で自分の許容範囲を広く
もてるよう、今から準備していこう。

最後に
これまで書いてきたことは、つまらん
ことでしょっちゅう怒っている私と
愛車オレンジサンダー号への自戒でも
ある(笑)

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