お知らせ

３年生の面談がほぼ終わった。報道にも
ある通り、塾生にとっても「厳しい」
センターだった。

現代文ではまる→英語で挽回しようとして
こちらも頭が真っ白に・・・
数Ⅰではまる→数Ⅱで挽回しようとして
こちらも頭が真っ白に・・・

「模試慣れ 」に対するセンターの強烈な
アンチテーゼを見せつけられた気がする。

さらに、現代社会の要請である「時間管理」
と「情報処理能力」を色濃く反映させた、
まさに「国家テスト」だったともいえる。

だが、それでは学力だけではどうしようも
ないところの勝負になってしまう。英語で
も第４問以降の出来不出来の差が人によっ
て激しかった。

国家に選ばれる人間とそうでない人間・・
果たして、どっちがいいのだろう？

今年の塾生は、例年にも増してまじめで
純朴な高校生が多い。みんな一生懸命、
センターに青春をかけた。

だが、まじめに問題に取り組めば取り組む
ほど、蟻地獄にはまっていく矛盾。号泣す
る何人かの塾生に、私も涙するしかなかっ
た。

私もかつて１０数年前、同じからくりに
苦しめられた。毎年涙を流し、人より随分
遠回りした。でもその時の経験が今、思い
もよらぬ形で、生きている。

力が発揮できなかった人にとっては、今は
どんなセリフもむなしく響くだけかもしれ
ない。だが、この経験が今後の人生に生き
てくるのは間違いない。

みんなよくがんばってきたね！
でもね、まだまだ終わらんよ！