お知らせ
2013/03/17(日)
お知らせ
大学がつまんない
大学入試が終わり、受験生と入れ替わるよう
に、卒塾生がこのところよく遊びに来てくれ
る。
よき友、よき先輩、明確な目標に出会えた者
の顔は引き締まり、口調にも充実感がみなぎ
っている。そんな彼らを目にすると、思わず
こちらも「よし、やるぞ!」という気分にさ
せてもらえる。
一方で大学生活について「思ったほどではな
かった」「高校の方が楽しかった」と浮かな
い顔の者も、少なからずいる。彼らに共通す
るのは行動、考え方がすべて「受け身」にな
っている点だ。
高校生活までは、良くも悪くもすべてが上か
ら与えられる仕組みだった。人間関係は学校
が与えるクラスやクラブ活動に限定される。
行動範囲も自転車で行けない範囲は、親に車
で連れて行ってもらうしかない。何かしよう
にも基本、親から金を貰わないとどうしよう
もできない。
だが、大学ではこうした制約がほぼない。半
面、誰も何も与えてくれない。だから、じっ
としていたら何も得られない。ただ、毎日が
なんとなく過ぎていくだけになってしまう。
それを打破するには、勇気を持って一人で外
に出てみることだ。大学外のいわゆる「イン
カレサークル」に参加してみるのもいいし、
海外に行ってみるのもいい。いずれにせよ、
周囲の人間関係や大学に不満なら、自分の意
志で大きく外に展開できるのが、大学時代の
特権だろう。それを生かさない手はない。
特に、大学2年生は精神的に大きく成長する
時だ。ここで会う人、経験はその後の人生に
大きく影響する。せっかく手にしたチャンス
だ。結果を考えずに、ダイナミックに行動し
てみよう。