お知らせ
2014/03/07(金)
高校部
地獄の底まで付き合おう
国公立大学の合格発表が始まった。今日
のメインは愛媛大学。例年、ここの2次
の難易度は易しめで、あまり差がつかな
い。従って、センターでB判定をとって
おけば、少なくともうちの塾生は100パ
ーセント合格してきた。
だが、今年は違った。数学や理科が軒並
み難化し、理系の人の中には、厳しい結
果になった人もいた。「条件はみんな同
じなのだから、問題の難易度なんて言い
訳に過ぎない」そう言ってしまえばそう
かもしれない。だがね、私の塾生たちは
ここまで一生懸命努力してきたんだ。な
のにこれ以上の試練を彼らに与えようと
するものは一体、何なのか?
「一生懸命努力していれば、いつか必ず
芽が出る時が来る」センターからそう言
い続けてきた。そして、彼ら彼女らなり
にがんばってきた。だが、芽が出ない。
今さら、どんなセリフをかけてあげれば
いいのか?「この世には神も仏もおらん
のか!」とでも叫びたくなる。
だが、不合格だった者もある者は塾まで
やってきて、またある者は電話で、結果
を伝えてくれた。万感の思いがあっただ
ろうに、恨みつらみを一切言わない姿に
こちらが泣けてきた。
これでペンをおく者、最後のワンチャン
スに賭ける者、今後は様々だ。どちらで
も構わない。要は納得できるかだ。そし
て、後者を選び私のところに舞い戻って
きた者よ、正直、私の体は限界に近い。
でもね、それでもやるよ!「地獄の底ま
で」つきあおう。あなたが納得するまで
ね。