お知らせ

別れと出会いの春。塾にもいろんな
人が訪ねてくれる。
今年浪人が決まったY君。予備校の
寮に入る前に、挨拶に来てくれた。
聞けば、携帯も解約し不退転の決意
でリベンジに臨むとのこと。「連絡
は寮の公衆電話で十分です」と言い
切るその姿に「今度こそ」の想いを
抱く。
今年県立広島大に入学するNさんは
お母様と来塾。前期日程では思わぬ
敗北も、最後までよく踏ん張った。
自分の大学受験の合間にクラブの事
務をこなす面倒見の良さは、大学以
降、特に社会に出てから多くの人々
に慕われることだろう。「親子とも
ども『中原教』の信者です（笑）」
とおっしゃってくださるお母様は、
私のブログの熱心な読者でもある。
感謝感激です。今後ともよろしくお
願いいたします。
新高校1年生の授業も始まった。今
は中学の復習。「英語は得意です」
と言いながら「I want to
something to drink.」などといっ
た英作文をする者もいるから、たま
らない。もう毎年のことなので慣れ
たが、この時期に「英語はできる」
と言っている人の半分以上は、ただ
単に英単語の意味をつなぎ合わせ、
あとは日本語の文法知識から和訳を
推測しているにすぎない。この手法
の限界に気づいて2年生から3年生に
かけて塾に駆け込む、という者がこ
の地域には多い。「もっと早く（塾
に）来ておけば・・・」との言葉も
毎年この時期にイヤというほど聞か
される。なんとかならないものか。