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2014/05/27(火)

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雑記3(H26・5)

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今日、高校3年生から相談を受けた。
「覚えたのにすぐ忘れる。自分の勉
強方法は、はたして正しいのか?」
というものだった。聞いてみると勉
強時間は6時間を確保しているのだ
が、本格的にこの態勢になってから
まだ1週間とのことだった。
ここが最初の正念場だろう。数多く
の合格者が口をそろえて言うように
「ゴリ勉」を開始してから初めの3
週間は、かなりきつい。多くの者が
ここで挫折し、また一念発起し、ま
た挫折・・の無限ループを繰り返し
秋になってしまう。
今は何が何でも6時間の枠を守り切
ることだ。4週間もすれば、それが
「ご飯を食べるように」当たり前に
なる。今はアタマに高い負荷をかけ
て、早く自分の勉強に対する限界値
を高いステージにもっていこう。
暗記は反復すればよい。10個覚えて
翌日に7個忘れていても3歩前進だ。
後7個のメンテナンスを繰り返せば
いいだけだ。反復すれば、暗記は時
間が解決してくれる。それよりも今
は、6時間という枠組みを死んでも
守り切ってほしい。
中学生のお母様から、メールを頂い
た。「定期テストでがんばって95点
とってきた。だが、それよりいい点
をとった生徒に担当講師や塾生の意
識が向いてしまって、がっかりして
帰宅してきた。中原先生、今度の授
業ではぜひほめてあげてください」
というものだった。
うーん、申し訳ない思いでいっぱい
だ。塾の担当講師は全員、熱意・学
力共に私が保証するいい若者ばかり
だ。実際、授業後に私が報告を受け
たときには、担当講師もうれしそう
だった。
だが、心の中でそれを思っているだ
けでは、相手には伝わらない。やは
り喜びを相手に伝えなくては。つく
づく「ほめる」ことの難しさを痛感
する。
勉強のヤル気を奮い立たせるきっか
けは、教える側の何気ない一言であ
ったりすることがよくある。だから
今度は大いにほめてあげたい。同時
に、今回頂いたメールは自分自身の
指導姿勢についてもふり返る、いい
きっかけにもなった。お母様、お伝
え頂きありがとうございました。
 

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