お知らせ
2017/06/14(水)
お知らせ
ツバメの巣
2年前のこと。塾の玄関上にツバメが巣をつくりはじめた。この時は、塾生が「爆撃」されては一大事、とばかりに速攻撤去した。
だが、彼らはあきらめない。今年再び、せっせと巣作りをはじめた。「なんで、あんたらはここがいいんかいね?」インターネットで調べてみる。
「ツバメの巣は幸運の象徴」「あなたはツバメに選ばれたのです!」なんだか、催眠商法の謳い文句みたいだ。しかし、これではおいそれと撤去という訳にもいかない。
「3000キロの彼方からはるばるやってきたのです。巣立って行くまで温かく見守ってあげましょう」ともある。出典が「日本野鳥の会」というのは、ちと気になるが…それに、私は鳥やケモノには滅法弱いのだ。
塾生にアンケートをとってみる。「7:3」で「温かく見守ってあげましょう」派が優勢だった。だからといって塾生が「巣からの落し物」を掃除してくれる訳でもない。後始末は私がやるのだ…
そうこう悩んでいるうちに、ツバメたちは巣を完成させてしまった。ここに至っての撤去はあまりに「非人道的」すぎる。決断せねばなるまい。
てな訳で、結果的に「温かく見守ってあげましょう」ということになった。塾生のみんな、しばらくの間塾の出入りはそっとよろしくです。