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2020/03/26(木)

高校部

来年、合格者になるために

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先日、新高校3年生の授業で今年の卒塾生K君に、合格のポイントなどを語ってもらった。

彼の北高1年時の校内順位は120番程度。最も簡単な国公立大でも合格には微妙なレベルだ。おまけに野球部。勉強時間は限られる。さらによくケガをした。
だが、3年生の後半からグッと伸びた。授業中にあてると必ず答えが返ってきた。2次直前の個別指導では、事前に和訳を見て答えを書いたのでは?と一瞬疑うほど、的確な答案を提出してきた。結果、第一志望の岡山大学に合格した。
これぞ、多くの北高生・東高生の理想とする勝利のパターンだろう。だが、現実には広島大・岡山大の合格者のほとんどは阪大、神戸大、九大志望者で占められる。彼のように、「下」からはい上がって合格するのは至難の技だ。だから、私も彼の話には大いに関心があった。
だが、彼の話す内容は毎年合格者が話す内容と全く同じだった。「間違いノートをつくりその日のうちにアタマに叩きこむ」「解答プロセスを自分で授業できるまで声に出して覚えこむ」「問題を解く時に、覚えた解答プロセスを使えないか、常に意識する」「単語は長文読解の後で辞書をひいて覚える」「その際に形の似ている名詞と動詞と形容詞はセットで覚える」などなど。そしてこれらは私も受験生の時に実践したし、毎年授業中に繰り返し訴えていることでもある。
結局、合格者はみんな同じことをやって受かっていくのだ。逆に言えば、不合格者に共通の行動パターンというのも存在する。従って、新高校3年生が来年志望校に合格したいなら、先輩「合格者」たちが実践したことを自分も忠実に行えばよいことになる。
しかし、これが意外に難しい。みんな自分が正しいことをやっていると思い込んでいる。だから、実はズレたことをやっている受験生でも、そのことをなかなか自覚できない。結果は「あれだけ勉強したのに…」とか「中学校の時は成績がよかったのに…」とか「浪人したのに…」という結末になってしまう。
そうならないためにも、自分の「勉強フォーム」のチェックを第三者の目を通じて行う機会がほしい。つまり、教師や塾講師あるいは大学生の先輩たちに絶えず質問に行ってチェックをうけることだ。今年も質問に来た者とそうでなかった者とで、明らかに明暗が分かれる結果となった。
最後にもう一つ、多くの合格者がやっていることをあげておきたい。K君も話していたが、勉強する前に合格後の楽しそうな自分を思い浮かべることだ。「信じる者は救われる」これは一流のアスリートたちのトレーニング方法としても、有名な手法だ。

(塾の自習室の「指定席」で、受験時代に自分で書いたメッセージを指差すK君)

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