お知らせ
2021/08/08(日)
高校部
夏のスペシャル講座
今年も決戦の夏がやってきた。年末に偏差値を急上昇させて一気に合格圏に飛び込められるかは、この夏にどれだけ自分の弱点と向き合えることができるか、にかかっている。
そのために、今年は夏の講座を大幅に見直した。従来の国公立大長文、私立大長文、難関大長文、中堅大長文…といった講座編成をやめて、パラグラフリーディング、英文解釈、設問と選択肢の速読…など、英語長文を読む上で障害となっているであろう部分を克服するカタチに切り替えた。
単に「頭が痛い」といっても、その対処法は人それぞれだ。打撲した人には湿布、頭痛ならロキソニン、風邪なら抗生物質と、処方すべき薬は頭痛の原因によって異なる。
英語長文読解も同じだ。「あなたは読む量が足りない。一日一題、読みなさい」とか「単語帳を完璧に覚えなさい」といったことなら誰だって言える。大切なのはもっと突っ込んだ原因の分析とそれに応じた処方だ。
例えば「文全体の意味はわかるが、点数は伸び悩んでいる」という人は、問題の設問文、選択肢、本文の素早い精読を補強する必要がある。反対に、精読はできるが文全体になると何をいっているのかわからない」という生徒には、テーマの発見と要約の手法を手取り足取り教え込む必要があるだろう。
先月に行った面談で、高3塾生一人一人の課題は全て把握できた。これをベースにして、今年の夏はこれまで以上に、各人の弱点克服に取り組みたい。緻密に、しかし泥臭く、塾生一人一人と向き合っていく