お知らせ
2022/05/14(土)
高校部
第1回高2塾内テスト・面談をうけて
先日、高2塾生に最初の塾内テストをおこなった。結果は予想通りというか、成績の二極化が顕著になった。
今回のテストは、一年間を通して学んだ文法や基本構文を問う形式だった。これを覚えるにはいわゆるアタマの良し悪しよりも、どれだけ集中・反復できたかが鍵を握る。
従って、授業中の問いかけに即答する者や普段からよく質問に来る者は、軒並み成績上位になった。普段からの努力の賜物だ。また、1年前の入塾面談では「ちょっと厳しいかも…」と思わせた数名が高得点をとってきた。これらは大いに評価したい。
こうしたヤル気モードの者でも、全国の猛者たちと戦っていくには、まだまだ知恵と工夫が必要になる。従って、これから何をやらねばならないかを示していく必要がある。
一方で、成績下位者に多いのは「どうやって暗記したらいいんですか?」という質問だ。その背後には「何かラクな暗記方法があるのでは?」という甘えだ。
結論からいうと、そんなものはない。「自分が覚えたかを常にしつこく反復確認する姿勢」これしかない。ただ、これを自分一人でやっていくのがラクではないことも、よくわかる。
そこで、今回新たに「質問・暗記時間」を設けることにした。ヤル気モードの者には次のステップを示して、添削などを行っていく。一方で成績下位者には定期的に暗記のチェックを行う。
予約とかはいらないので、どんどん通ってほしい。また、もうひと工夫必要な者や暗記が捗らない者には、こちらからも働きかけを行っていく。
成績上位者も下位者も、みんな異なる課題を抱えている。一人一人のニーズに耳を傾けて、寄り添っていきたい