お知らせ
2022/06/24(金)
高校部
テスト勉強の仕方
北高生も東高生もテスト週間真っ只中。塾の授業も学校テキストの解説に切り替えて、対応している。
ところで、高校1年生からよくうける質問が2つある。まず「どうやって勉強したらいいのか?」というものだ。
これは学校が配布する用紙にも書かれているが文法や英作文なら「答えの理由まで即座に口頭で言えるまで繰り返す」読解なら「英文を音読して和訳を口頭で言い、なおかつどうしてそんな訳になるのかを解説授業できるまで繰り返す」ことに尽きる。
次に「テキストや試験範囲が広すぎて、どこまでやればいいかわからない」というもの。
なるほどこの質問をする人は「中学時代には定期テストで90点台当たり前」という人に多い。ならば、その考えは捨てよう。大学入試では共通テストで7割とれれば、それなりの大学に合格できる。
まずは、あなたが一生懸命に予習復習に取り組み、かつ学校の授業で解説してくれたテキストを、全力でマスターしよう。これに対して「各自、やっといてね」みたいな放置プレイのテキストは後回しでいい。結果、手付かずになっても一向にかまわない。
そして試験がはじまったら、わかる問題だけ高速で処理しよう。少し考えてわからない問題はドンドン飛ばして、全問に目を通す事に集中しよう。結果、自分がマスターした知識を残すことなく答えられたのなら、最悪でも平均点を下回ることはないはずだ。
大学受験では、確実な知識しか役に立たない。マスターする時間のないテキストは、捨てる勇気も必要だ。