お知らせ
2025/06/28(土)
お知らせ
「まだ、間に合いますか?」
高3の今頃になって「まだ、間に合いますか?」と相談してくる塾生がいる。真剣さと不安さが入り混じった表情を見ながら「やっと、ヤル気になってくれたか!」という思いと「あと、半年早ければ…」という思いが交錯する。
正直に言おう。広大岡大の合格可能性は、限りなく低い。だが、あなたが正しい方策で死ぬ気で取り組めば、鳥取、島根、高知、尾道市立、関関立、なら間に合うかもしれない。中原塾でも一昨年ごろから、3年生の4月に本気モードになって、上記の大学に受かる者が現れるようになった。
ただ、そのためには条件がある。まずは、自分の全人生を受験に捧げることだ。「高校生活最後の思い出」などと言って、体育祭に夢中になっている場合ではない。それは2年生までにやっておくべきことだ。高3は、もう次へ羽ばたくための期間なのだ。
また、自己流では伸びは限定的だ。誤ったフォームで素振りを1000回やっても、バッティングは上達しない。それと同じことだ。自分には何が足りないのかを、指導者に質問しよう。そして、足しげく通って添削・解説をしてもらおう。逆転合格した先輩たちは、例外なく私の個別指導に通っていた。
最後に、勉強に取り組んだからといって模試の偏差値はびくともしないだろう。当たり前だ。本気モードの人たちは少なくとも去年からやっているのだ。それを1ヶ月や2ヶ月の努力で追いつこうなどというのは、おこがましいではないか。
偏差値は最後まで変わらないかもしれない。だが、要は本番で自己ベストを出せばいいのだ。逆転した先輩たちは、みんなそれだけを信じて一分一秒を大切に生きた。ぜひ、彼らに続いてほしい。