お知らせ

先日授業の後片付けをしていると、ひょっこりと卒塾生Kさんが現れた。今年大学を卒業して、小学校の教員をやっている。
あれから8年…いろんなことを学んだんだろう。すっかり成長した姿に、目を細める。教員としての苦労話に耳を傾けながら、卒塾生と大人の会話が出来ることを素直に喜ぶ。
そのちょっと前には、彼女と塾で同じクラスだったK君も顔をだしてくれた。大学を1年休学してカナダにワーキングホリデーに行ってきた彼。おかげで、将来の夢が明確になったとのこと。
自分の目と足で確かめる。行動する。若者の特権をフル活用して躍動するその姿に、エールをおくりたい。
今年の卒塾生たちも、ちらほら姿を見せてくれる。上京したUさんは、大学のボランティアサークルで活躍中だ。(写真はそのサークルのチラシ)

やりたいことを次から次へとトライする彼女。東京という大きな舞台が、よく似合っている。
長い人生の中で塾が1人の人間に関与できる余地など、たかが知れている。私自身、塾生たちに人間教育をしようとか、そんな大それたことは考えたこともないし、そもそもそんな資格のある人間でもない。
それでも、この塾には人生のターニングポイントで数多くの卒塾生たちが立ち寄ってくれる。その理由はよくわからないが、嬉しい限りだ。そして、これからも塾生や卒塾生たちに元気を与えられる存在でありたい。