お知らせ
2012/04/17(火)
高校部
もう時間がない
4月も中旬になり、3年生の受験勉強の進捗
状況にも差が出てきた。
まず、東高の標準クラスはいい雰囲気だ。
確かに、今年の面々の偏差値は史上最低
だろう。
しかし「覚えろ」といったことは必ず覚えて
くる。空き時間には英文法の暗記確認に
余念がない。授業中はかみつきそうな勢いで
ノートをとり、一言も聞きもらすまいと
一生懸命に聞いている。
授業後の質問はもちろん、深夜1時過ぎて
質問メールをしてきたりもする、等々・・
早くも成果が表れつつある。昨年11月の
入塾時に模試の構内順位が240人中230番
だったK君は今回、構内模試ではあるが40番
台にのせてきた。「みんなを見返してやりた
い」との一念で入塾し、勉強に専念するため
自分の意思でクラブもやめた。その情熱は
負け犬だったかつての彼を変貌させつつある。
しかし、上昇気流にのるものがいる一方で、
緊張感が欠けている者も少なからずいる。
テキストを忘れる。小テストの暗記をしない。
空き時間にはひたすらケータイをいじってい
るか、友人といつまでもだべっている。
impossibleをimportantと取り違えて和訳を
する。同じ間違いを何度でも繰り返す、等々。
正直、合格するような雰囲気ではない。それ
どころか体中から「負のオーラ」がにじみ出て
いる。
しかし、本人たちは「まあ、広大か岡大には
いけるんだろう」といった顔をしているから
のんきなものだ。
来年のセンター試験から逆算すると、既に
もう時間がない。それに気付いた者はせっぱ
つまって猛然と勉強している。気づいていな
いものは「私に何か言われないようにするため
に」嫌々勉強するか、するふりをしている。
この差は大きい。
イマイチ煮えたぎらない者もこのままでは
合格できないことは、わかっているはず。
その現実を直視し即、行動してほしい。