お知らせ
2012/07/16(月)
高校部
もっとくやしがれ!!!
日曜日は3年発展クラスと北高標準クラス
の補講をおこなった。
しかし、いずれのクラスも精彩を欠いた。
symptom、pile、S is worth doing、
lieとlayの格変化、tell O not to doなど、
基本単語・熟語を即答できない者のなん
と多いことか。
発展クラスでは、北高C講座生がそろいも
そろって基本単語の意味を答えられないの
をしり目に、東高標準クラスから昇級させ
た「たたきあげ」のK君が一人すらすら
即答するのが印象的だった。
今年も「下剋上」が始まりつつある。
暗記が進まない者に共通する点は、答えら
れなくても平然としていることだ。
歴代の「合格者」は違う。
基本事項が答えられず私の口調が厳しく
なると、ある者は墨ででっかくノートに書
きなぐり、ある者は声をあげて泣いた。
ある者は毎日真っ黒になるまで自分の手に
単語を書き、ある者は自分の頬をたたいて
いた。
要は基本事項を即答できなければ「合格者
」は「くやしがる」のだ。それは「こんな
ところでこの単語が答えられなければ本番
では即死する」と自覚しているからだ。
彼らはたった一つの単語・熟語の先にも自
らの志望校を重ねて、魂をこめて覚えてい
る。
だから、基本事項が即答できなければ必然
的に悔しい思いをする。
これが「合格者」の発想だ。
来年「合格者」になりたかったら、あなた
も一つ一つの暗記事項に志望校への魂をこ
めることだ。
そして、それが答えられないときに地団太
踏んでくやしがるような精神構造になれば、
暗記もはかどっていくであろう。