お知らせ
2015/03/02(月)
高校部
卒業
高3生のみんな、卒業おめでとう!(1日遅れですいません)。ただ、国公立大学の合格発表がなされていない関係で、受験生の中には実感のわかない人も多いことだろう。
どうせなら、かつてみたいに3月中旬にやればいいのに、と毎年思う。だが高校の卒業式、もっといえば高校時代を次への通過点ととらえれば、まあ、時期にこだわることもないのだろう。過去をふりかえらず、前だけ見て前進していくのもそれはそれでいいのかもしれない。
周りは進路を決めて楽しんでいるのに私はまだ勉強…という人もいるだろう。これまではみんな同じ時期に同じように卒業、入学を繰り返してきたから、その思いもよくわかる。でも、これからは違う。私なぞは大学入学、卒業、就職、結婚など様々なステージをみんなと異なる時期に過ごしてきた。ある時は落伍者のように感じたし、ある時は敗北者のように肩をすぼめたこともあった。
だが、周りと比較することをやめてからは、何だか運がむいてくるようになった。自分より先に進路を決めた友人には「おめでとう」と笑顔で声をかける。その上で、それを発奮材料にして自分は与えられたステージを一生懸命に演じる。そうすれば、そのうちに自分にもチャンスが現れる。それが、私の拙い経験から得られた、私なりの考えだ。
卒業式は終わった。だが、国公立大学・私立大学の後期募集に賭けるため、3月になっても個別指導を継続する塾生も少なくない。それでいい。ヒトはヒト。自分は自分。自分なりの答えがだせるまで、共にがんばっていこう。