お知らせ

「どこまで暗記すればいいか、それは合格
してみないとわからない」

先日、岡山大学に合格した塾生が報告に来
てくれたときに言った言葉だ。

暗記のレベルには3段階ある。
１「聞かれた瞬間、関連事項も含めパーフ
ェクトに即答できる」
２「即答できない時、ヒントを与えてもら
えれば答えられる｣
３「即答できない時、テキストを見て
『あっ、そうだったな』と思い出せる」

そして、レベル１の暗記事項を即答できな
い受験生は、あの緊張した本番では「即死」
してしまう。だが、特に現役生にとって大
学受験は未知の世界だ。従って、どの知識
がどのレベルに該当するかがわからない。
だから、どこまで覚えたらよいか一人では
わからないし、暗記の詰め方にも甘えが出
る。

私は自分自身の受験体験や卒塾生を教えた
経験から、何をどこまで覚えないといけな
いかを、体で体感している。だから、授業
中にレベル1を即答できない受験生には容
赦しない。その時は歯を食いしばり、そい
つとその関連事項を頭に叩き込んでもらい
たい。

先の合格者はこうも言った。
「合格して初めて、授業中に言われたこと
が本当だったんだと実感できた。そして、
それまでは信じるしかない・・・」