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2021/06/26(土)

高校部

季節の変わり目

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最近、体調を崩して学校や塾を休む生徒が散見される。特に高校1、2年に多い。

もちろん、気候の変化に伴い風邪をひくこともあるだろう。だが、原因はそれだけではない。

1年生は、新しい生活にうまく適応できないことも、体調不良の要因になっている。特に、学校の授業の予習を完璧にしようとするあまり、寝不足や自己嫌悪に陥ってストレスが溜まり、不登校気味になる者が毎年数名、見受けられる。

2年生は、逆に高校生活に慣れて気が緩んでしまうことが、体調不良を誘発する。1年生の緊張から解き放たれ、ホッと一息ついた時にカラダを壊してしまう。これも毎年のことだ。

では、どうすればよいのか?

学校の課題に追いつけない1年生は、完璧主義をやめることだ。予習はさらっとでいい。その分、授業内容の理解・暗記に全精力を注ごう。大学受験の会場で頼りになるのは、汗をかいて繰り返し覚えた知識と論理だけ。まずは、復習重点主義に切り替えよう。

よく考えて欲しい。予習が完璧に出来るのなら、学校も塾もいらないことになる。それに、高校内容は奥が深い。全教科のテキストを自力で解く→疑問点を明確にする→授業で疑問を解消する→家で暗記する、なんてことができるのは、一部の難関進学校の生徒だけだ。北高レベルの高校なら、せいぜい15名程度だろう。

ただ、予習を軽くしたら「落ち着かない」「何か悪いことをしている」みたいに思う人がいる(これが典型的な完璧主義)。そう思うのなら授業後、先生に質問に行こう。そうすることで自分にとっての免罪符にもなるし、学校の先生にもやる気をアピールできる。もちろん、私に質問してもらっても大丈夫だし、むしろどんどん質問に来てほしい。

次に「あれもこれも」ではなく、テキストをしぼろう。特に、その教科が苦手な生徒や学校の課題の量に追いついていない生徒は、授業でしっかり解説してもらえるテキストにしぼって、復習重点で取り組もう。

勉強は、学校や先生のためにではなく、自分のためにやるものだ。もし、課題の量に圧倒されて苦しんでいる1年生がいたら、まずはやれる範囲=しっかり復習できる範囲から始めてみよう。

ちなみに、2年生についてはまた別の機会に書いてみたい。

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