ご相談等お気軽にお問い合わせください!

TEL 0848-38-7210 Instagram

お知らせ

TOP - お知らせ - 敗者復活

2014/03/13(木)

お知らせ

敗者復活

NoImage

先日、塾生Jが突然塾に現れた。センタ
ーで壊滅的な点をとり、早々に浪人が
確定した塾生だ。
実はこの来塾には伏線があった。1か月
前、彼は予備校の選定で私のところに
相談にやってきた。だが、この期に及ん
でも英語の基本単語すらあやふやな彼の
ふがいなさに、私は怒った。「お前は
予備校代100万円をドブに捨てる気か」
そして「1ヶ月後にこれまで授業で使っ
たすべての単語プリントを暗記して来い
。でなければ、もう見切りをつける」と
言って追い返した。センター試験は、英
語こそなんとか130点台にまでもってい
ったが、他の科目はさんさんたる結果。
生物に至っては20点台!だが、全く反省
できていない。大学受験をなめている、
としか言いようがなかった。
階段を降りていく彼の背中を見つめなが
ら「もう、2度と会うことはあるまい」
と、その時は思った。
それからちょうど1ヶ月、彼は現れた。
そして単語プリントを差し出して「テス
トしてください」と言うのだった。その
結果は驚きだった。1000個の単語の意味
を即答するのは当たり前。それに加えて
私が聞かなくても同義語や出題ポイント
などの関連事項をよどみなく言ってのけ
た。
「あれから悔しさがわき出てきました」
「(進路が決まった)同級生が、自動車学
校のクルマで家の前を通るたびに、俺は
何をしてるんだろう、と思いました」暗
記にようやく一生懸命になれた動機を、
思いつめたような表情で語るJ。単語プ
リントは汗と涙からか変色し、湿気てい
た。
そんな彼を見つめながら「もっと早く気
付いてくれていれば」と思う反面、「や
っと気づいてくれた」とうれしくも思っ
た。勝負に負けて、ようやく知る現実の
厳しさと自分の弱さ。そして、もう1度
それに真正面から挑もうとする若者が、
ここにいる。それはそれで、いいじゃな
いか。
「今は、来週ある特待生の試験に向けて
勉強しています。少しでも予備校代を安
くして、親の負担を軽くしたいです」
今の気持ちを忘れないで、精進してほし
い。そうすれば、これからの1年間の遠
回りは、貴重な人生の糧に昇華すること
だろう。
人生敗者復活。勝負はこれからだ。がん
ばれ。
 

戻る

←前の記事

2014/03/08(土)

お知らせ

雑記2(H26・3)

次の記事→

2014/03/15(土)

お知らせ

お知らせと16日日曜日の開館時間