お知らせ
2016/05/05(木)
お知らせ
良きライバル
水曜日の夜、今年卒塾した2人の女子大生が訪ねてきてくれた。高校時代、2人は学校が終わったら毎日中原塾の自習室にこもり、帰るのも必ずラストだった。常に励ましあいながら大学受験を乗り越え、それぞれ九大と岡大に進学した。
受験に成功する塾生は、良きライバルがいることが多い。ある時は単語をあてあいこしたりしてお互いを高めあい、ある時は支えあい、相乗効果で難関を突破する。先ほどの2人は、まさにそんな関係だった。
一方で、お互いを下げ合う「負の関係」を断ち切れない者もいる。互いに「しんでー」だの「だりー」だの言いながら、もたれあっている。そんな彼らからは、残念ながら「腐臭」すら漂っている。勝負の女神が最も嫌う人種たちだ。
では、どうすればヤル気にみちた良きライバルと出会えるのか。簡単だ。自分が毎日ベストを尽くして生きればよい。そんな魅力的な人間を、周りが見逃すはずがない。そのうち向こうから声をかけてくるだろう。
よく「俺の周りにはロクな奴がいない」とか「◯組はヤル気のない奴が集まっている」などと、周囲のせいにする者がいるが、それは勘違い。「類は友を呼ぶ」というではないか。自分の周りの人間は今の自分の反面教師だ。ヤル気のある友と切磋琢磨したいなら、まずは自分が変わることだ。