お知らせ
2016/05/26(木)
高校部
苦言
高校2年生。学校にも慣れ、大学受験からはまだ時間がある(ようにみえる)点で、最も緊張感がゆるむ学年だ。
中でも今年の北高2年生は、近年になく緊張感に欠けているように思える。少なくとも我が塾内では忘れ物が多いし、小テストの暗記もイマイチ。これまでやってきたことの定着度も高くない。
1年前北高にうかったことで、安心しているかのように見える。北高に通ってさえいれば志望校にうかる、そんな無邪気な雰囲気すら、漂っている。
またこの学年は、群れをなす傾向が強い。1人の時はおとなしいのだが、群れると騒がしい。これは昨年の体育祭で抱いた印象だが、いまのところ変化が感じられない。1人1人のたくましさという点では、今年の卒塾生たちに一枚も二枚も劣るように見える。
以上苦言を呈してきたが、まあ、まだ高校2年生になったばかり。これからが精神的に大きく成長する時だ。今後に期待しよう。もちろん、私も手をこまねくことはしない。授業ではあの手この手で、たくましさを身につけて頂く。また、現実の厳しさを知って頂く。
北高も塾も、ただ通っているだけでは何も得られない。これらはヒントを与えてくれるだけ。そのヒントを答えに変えて身につけるのは、あなた自身の役目であることを、忘れないで欲しい。