ご相談等お気軽にお問い合わせください!

TEL 0848-38-7210 Instagram

お知らせ

TOP - お知らせ - 英検と大学受験

2026/07/09(木)

高校部

英検と大学受験

NoImage

大学受験で英検取得がトレンドになって久しい。英検準1級をとれば、広島大学の共通テストや関西大学などで英語が満点扱いになるし、2級でも産近甲龍の英語で8〜9割換算、関関立などでも加点してくれるのだから、英検に熱が入る気持ちはよくわかる。

だが、実は英検取得と志望校合格との相関関係は、必ずしも高くはない。英検はリスニングで80%以上得点できれば、リーディングとライティングは55%程度でも合格できる。しかし、広島大学の2次試験や関西大学にリスニングはない。代わりに、英文解釈力、速読力、要約力などが高度に求められる。だから、リスニング重視で英検準1級を取得した共通テストAB判定の受験者が2次試験で、共通テストDE判定だがリーディング力の優れた受験者に負けてしまうことがよくある。

断っておくが、私は英検を取得することを否定しているのではない。中原塾では毎年数名の準1級取得者がでているし、2級は当たり前といったかんじだ。大切なのは、大学受験を意識して勉強することだ。

英検準1級や2級の合格者の中には基本単語、基礎英文法、基礎英文解釈力が極端に不足している者が少なくない。それでは、国立2次や有名私立大入試で競り負けてしまう。そんな悲劇を避けるためにも、英文をフィーリングや似非スラッシュリーディング(真のスラッシュリーディングには、ちゃんとやり方がある)に頼らず、文型や文法に従って正確に和訳する訓練を日課にしたい。それと並行して、英文法、単語の暗記をすすめたい。その延長に英検ひいては志望大学合格を見据えたい。

なんのことはない。非常にオーソドックスな勉強だ。しかし、自分の勉強が間違っていることを自分で意識化し修正できる高校生なんて、ほとんどいない。高校で英語の成績がガタ落ちした生徒が「中学の時は英語はできたんです!」と訴えるのも、自分の勉強法が誤っていることを認めたくない深層心理からだろう。そんな迷える生徒たちの軌道修正を試みたい。

もうすぐ夏休み。今年の夏は、どの学年もこれまで以上に英文法をベースにした正しい和訳・英文解釈に重きをおきたい。英検もただ受かればよいのではなく、精読力に裏打ちされた大学受験につながる合格を目指したい。

戻る