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2014/06/11(水)

高校部

高3の模試との付き合い方

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北高、東高で高3を対象にしたマーク
模試が行われた。志望校選びの重要な
尺度になる本格的な模試の幕開けだ。
ただ、点数に過剰に反応する必要はな
い。現時点では特に浪人生との実力差
はいかんともしようがない。また、現
役生同士でも暗記の進み具合によって
偏差値が大きく開いてしまう。今はひ
たすら基本事項の暗記に全力を挙げる
べきだ。
これが秋になると一変する。現役生と
浪人生の差は縮まり、基本事項の暗記
は当たり前、速読力、論理力、推理力
時間配分といったテクニック的要素が
勝敗を分けるようになる。これらを夏
に鍛えるためにも、その土台となる基
礎事項の暗記を、夏休みまでには終わ
らせねばならない。偏差値に一喜一憂
している暇はない。
結果が悪かった者がよく口にするのが
「次はがんばります」というセリフだ。
だが、そんな抽象的な事は誰にでもい
える。大事なのはどう具体的に頑張る
かだ。そのための課題を模試終了後に
メモしただろうか。知識だけではない。
時間配分、捨て問の見極めなど、なん
でも気付いたことを記録しておくこと
だ。そして、次回の模擬の前日にそれ
を確認して、克服すべき課題を明確に
して再び模擬に臨まねばならない。
志望校は第1志望を譲らないこと。そ
して大事なことは、あとはどうでもい
いということ。この時期から綿密に第
2志望以下を決めても、結局はセンタ
ー次第なのだから意味がない。今はた
とえ志望校がE判定でも、前に進むこ
とだ。
「本番は何かが違う」センターを経験
した先輩たちは口々にそういう。確か
に最近の模試はよくできている。しか
し、それでも所詮模試は模試。本番で
要求される知識・論理の問い方を完全
に再現するのは、到底不可能だ。だか
ら模試は目先の偏差値よりも、本番で
得点するための「改善点」を入手する
機会である、と位置付けたい。
 

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