お知らせ
2013/11/30(土)
高校部
11月進研マーク模試の結果について
11月の進研マーク模試(本当の正式名
称は「ベネッセ・駿台マーク模試」)
が返却されつつある。報告にやってき
た十数名の塾生の結果をみてみると、
英語は昨年よりも難化したようだ。思
ったほど得点できていない割には、全
国偏差値は悪くない。昨年の同得点者
と比べて3ポイントほど、今年の受験者
の方が上回っている。
得点が伸びた者に共通しているのは、
自分の課題を明確にし、それを克服し
ようと努力している点だ。一方、点数
が伸び悩んだ者もいる。その原因とし
てこの時期顕著なのが、1文1文の和訳
が雑になってしまうというもの。時間
短縮にとらわれすぎ、単語をつなぎ合
わせたひとりよがりな和訳をして、意
味をねじ曲げてしまうのだ。こういう
者をセンターは許さない。例えば選択
肢に本文のSとOを入れ替えた肢を用意
するだけで、コロコロひっかかってし
まう。
読み方が雑になっているなあ、と思う
者は1日20分、センター過去問をSVや
「は・が・を・に」後置修飾などに配
慮しながら、丁寧に和訳してみること
だ。テーマ把握優先のいわゆる「パラ
リー」で雑になりつつある読み方を、
じっくり矯正するのだ。もちろん、ク
リニックの確認はウェルカムだ。和訳
を書いて、私に提出してもらいたい。
今年の広大・岡大合格者をみても、本
番では英語だけでここから20点以上伸
びている。カウントダウンなんてしな
くていい。ただひたすら、この一瞬一
瞬を、一生懸命生きていきたい。