お知らせ

2年生7月進研マーク模試の結果がほぼ
出そろった。
今回の結果をまとめてみると、偏差値
50台の塾生のがんばりが目立った。

中でも多かったのが「昨年11月の模試
で偏差値急上昇→今年1月に大幅ダウ
ン→今回昨年11月の水準かそれ以上に
復活」というパターンだ。

これは非常に望ましい成績推移だ。成績
ダウンの後の反発は、日ごろの努力なく
してはなしえないからだ。

偏差値が上がる場合、通常「右肩上が
り」で推移していくケースはあまりない。
3年生の模試なら「春夏は低迷、秋に
大爆発」、2年生なら「3歩進んで2歩下
がる」ケースが多い。

上記のパターンにあてはまる塾生は、
今後勉強を加速することで、11月の模試
も期待できる。一気に駆け上がるチャン
スだ。

一方、偏差値60台前半の塾生で何人か
気がかりな塾生がいる。
共通するのは、中学から英語は得意で高校
も特に何かすることなくここまできた、と
いう点だ。

こういうタイプの高校生は「やればできる」
という根拠のない自信と「過去の栄光」が
妨げとなり、なかなか文法・単熟語を覚え
ようとしない。かくいう私もそうだった。

しかし、このような態度では偏差値60台を
維持するのはもはや不可能だ。来年偏差値
上位を突っ走る者の多くは秋から受験勉強
をスタートさせる。秋から冬にかけて彼ら
に許したリードを3年生で取り返すのはか
なり難しい。

私も2年生の夏から冬にかけて落ちるとこ
ろまで落ちた。3年生の4月から睡眠3時間
で猛然と追い上げたが間に合わず、浪人を
余儀なくされた。

まだ、中学時代の「お釣り」があるうちに
立て直しておくことが肝心だ。