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2024/01/16(火)

高校部

2024共通テスト面談

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共通テスト明けの月曜日、今年も自己採点結果を踏まえた面談を行った。14時から一人ひとりと向き合い続け、終わったのは23時を過ぎていた。

 

報道にもあるように、今年のテーマは英語だった。今回の英語は分量が一層パワーアップされた。しかも本文と選択肢の照合だけでなく、第5問のように物語文全体の流れから答えを合理的に推測させる問題などもあり、出題傾向にもアクセントがついていた。おかげで塾生の多くが、時間切れを起こしていた。

 

従って、模擬試験の実力者とそうでない者との差があまりつかない結果になってしまった。リーディング(100点満点)は50点〜65点の狭いレンジに多くの者が押し込まれていた。一方でリスニング(同)は確かに易化しており、80点オーバーが続出した。だがリスニングは得点圧縮する大学が多いため、効果は限定的。結果、実力者が170点〜190点を連発していたセンター試験が昔話になってしまうくらい、共通テスト英語は難化した。

 

他の科目も結果は軒並み厳しかった。確かに国語はやや易化したが、数学は今年も点数が伸びなかった。予備校各社の予想平均点は軒並みupしていたが、果たしてどうか?体感的には昨年と同じかやや下がるようにも思えるのだが…

 

ここまで重くるしい話ばかりになった。だが、そんなことはどうでもよいと思わせる事実があった。それは、塾生たちの多くが総合点では自己ベストをとってきたことだ。模擬試験から100点以上上乗せしたケースも見られた。今年の3年生はこれまで、どこかひ弱なイメージを漂わせていた。だが今日の面談では、たくましいいい笑顔が連発した。目標点には届かなかったとしても、やることはやった!という表情にたくさん出会えて、重苦しい雰囲気は吹き飛んでしまった。

 

また、こんなことを言ってくれた塾生もいた。「ピンチになると、中原先生が必ず浮かんできたんです。厳しい授業のことを思い出すと、ピンチも乗り越えることができました」

 

私は3年生の授業は、常に本番を意識して行っている。いつかはわかってくれる…その思いで厳しいことも言ってきた。それに応えてくれた塾生たち…最高ではないか!

 

勝負はまだ続く。目標だった共通テストは通過点に変わり、新しい局面が現れる。試行錯誤しながら、確実に成長していく今年の3年生たちよ。もうひと山、一緒にチャレンジしようか。

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