お知らせ
2026/01/21(水)
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2026共通テスト面談
毎年恒例の共通テスト面談。塾生やそのご家族の負担を考え、今年から2日に分けて行うことにした。
今年の共通テストの概況は、マスコミ報道にあるとおり。私の担当教科だと「英語リスニング難化、国語評論やや難化、実用文難化」といったところが印象的だった。ただ、それは事前に予想できたし、私も授業中にずっと言い続けてきた。むしろ数学IAの大幅難化、情報難化のインパクトの方が大きく、全体の平均点を大きく下げそうた。
以下では、中原塾の高3塾生たちの状況と共通テスト英語リーディングの分析について話したい。
まず、英語リーディングでは80点以上の高得点をとって来た塾生が4割を超えた。その中には、入塾した時の進研偏差値が50あるかないかの「普通の高校生」が数名含まれていた。英語リーディングは、正しい勉強と努力の量が得点と正比例の関係にたつ「夢のある科目」であることを、彼らは証明してくれた。
一方で、75点〜65点の塾生が例年と比べて減った。学校現場で近年トレンドの「学力の二極化」が、共通テストでも鮮明となった。今年の英語リーディングは「やや易化」といわれているし、私もそう思う。しかし誰でも得点が取れる科目ではないことを、次の受験生は忘れないでほしい。
数学や情報のように「みんなが点を取れなかった」科目では差がつかない。とすると、今年の勝負は英語リーディングでどれだけ点数を稼げたかにかかっている。格言どおり「大学受験は英語で決まる」のだ。
今回、高得点をとってきた塾生に共通する点をあげておきたい。それは、ほとんど全員が授業だけでなく「無料の個別指導」もうけていたことだ。だいたい週1ペースで英文解釈や和訳、要約を自発的にもってきては添削、解説を受け続けていた。高2、高1塾生たちもぜひ続いてほしい。
次に、今年の英語リーディングの分析をしておきたい。印象に残ったのは、特に後半にいくつかひっかけがあって、和訳をいい加減にする者はそれにはまるように本文や選択肢が作られている点だ。
模試や英検は結構いい加減な和訳、つまりぼやっとした意味の把握、もっというと中学生がよくやる単語の意味の繋ぎ合わせによる意味の推測、でも合格点はとれる。だが、共通テストの英文からはそれを許さない明確な意思を感じる。その意思は、共通テストの英文が大学入試センターによる手づくりであることからも明らかだろう。従って、英字新聞などからの引用で作成する模試で8割に到達したり、英検の準一級をもっているからといって、それが必ずしも共通テストリーディングの得点には反映されないのだ。
正確な和訳とパラグラフリーディングによる速読は反比例の関係にたつ。前者を徹底すれば時間切れになるし、後者を徹底すれば大意は理解できるが選択肢が選べなくなる。従って、受験生は両者の力を同時に引き上げるという、相矛盾する作業に取り組まねばならない。これはなかなか大変な作業になる。
次の受験生は「やや易化」という言葉にとらわれてはならない。そして、自分の勉強がどちらの「筋肉」を養成しているのかを常に意識しながら、粘り強く勉強に取り組まねばならない。その道しるべを与えるのが、私の個別指導だ。ぜひ、活用してほしい。
最後になるが、受験はまだまだ続く。2月からは受験大学に応じた完全個別指導を行う。塾生たちがやりきった感をもって次の進路を歩めるように、私も最後まで彼らと共に戦いたい。